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肘折温泉郷の魅力
最上の秘湯・肘折温泉郷は、新庄より西南に27km、出羽の霊峰月山に抱かれ最上川の上流、銅山川のせせらぎにのぞむのどかな湯煙の里です。
旅館の佇まいや白壁の土蔵、通りの石畳にも昔ながらの湯治場の雰囲気を残した素朴な温泉旅情に溢れています。
開湯の歴史は807年にまで遡り、2007年には開湯1200年を迎えまし た。「肘折」という名の由来には、肘を折った老僧がこの地のお湯(上の湯)に浸かったところたちまち傷が癒えたという説をはじめ、諸説が縁起として語り継 がれています。湯量豊富にして霊験あらたか、さらに風光明媚、昔ながらの湯治場として、観光客を癒す温泉郷として広く人々に愛され続けています。
肘折温泉街の旅館は20軒、どの旅館もかけ流しの湯三昧。さまざまな温泉の効能を存分に享受することができます。料理も地元の天然素材をぜいたくに使った体にやさしい郷土料理。ここでは、何ものにも追われない縛られない、ゆったりとし た贅沢な時間が流れています。
周辺観光
周辺観光
風情あふれる湯煙の里・肘折は見どころが盛りだくさん。
季節の体験行事・観光スポットなど楽しみ方もいろいろです。
季節感あふれるさまざまなイベントを、年間を通して実施しております。
* イベント情報は、肘折温泉郷公式ウェブサイト でご覧いただけます。
* 写真はクリックすると拡大して表示されます。
朝市風景山菜が出始める4月下旬から雪が降り始める11月下旬まで、毎日開かれます。季節により、山菜、笹巻きやしそ巻きや漬物などの加工品、きのこなど、様々なものが売られています。 | 源泉公園 |
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肘折ダム・足湯肘折ダム(肘折砂防喪堰堤)は、昭和25年に着工され、約2年の歳月をかけて完成しました。各地から集められた熟練の石工たちが、地元の人々の協力を得ながら〈人力〉で造り上げたそうです。堤体の表面は珍しい練石積(谷積)で施行され、コンクリート以外の石材は現地調達されました。工事には肘折はもちろん、他村の若い男女もたくさん駆けつけ、石工たちの指導のもと石積みを手伝ったので、竣工までの2年間のうち〈多くのカップルが生まれた〉という逸話も。そのため、ダムのたもとにある足湯は『初恋足湯』と呼ばれているそうな。平成21年6月には国の登録有形文化財に指定された肘折ダム。水量は季節によって異なりますが、月山からの雪融け水が轟々と流れ落ちる春先の姿は勇壮そのもの。登録有形文化財に指定された『肘折ダム』周辺は『源泉公園』として整備されています。 | 飲泉所 |
旧肘折郵便局舎昭和12年に建てられた木造の『旧肘折郵便局舎』は、温泉街のちょうど真中にあり、昭和の懐かしさ漂う 小さなランドマーク。平成7年に郵便局としての役割を終え、当時は取り壊しも検討されましたが、肘折の人々の願いにより保存されました。現在は、局舎に隣 接してお住まいの元局長・柿崎進さんが大切に管理され、新しい湯治文化の発信拠点として、昔語 りの会やジャズライブ、東北芸術工科大学のアートイベントなどを不定期で開催しています。 | 肘折希望大橋平成24年春の大規模な地滑りによって寸断された、国道458号と肘折温泉を結ぶ県道に架けられた桟道橋は、「肘折希望(のぞみ)大橋」と名付けられました。 同年8月中旬に着工し、年内の開通にこぎつける為工事は急ピッチで進められました。10月末からは24時間態勢となり、雪の降る厳しい状況の中での大工事。住人達は全国から集まった作業員の方々に手を合わせたいような気持で工事を見守りました。 全長240メートルの肘折希望大橋はS字カーブの形状で、「鋼製ラーメン桟道橋」としては国内最大級だそうです。ドイツ語で「骨組み」を意味する「ラーメン」にあやかって大蔵米粉麺も開発されました。 平成25年5月からは橋の本工事がのぞみを継ぐ「肘折希望大橋」始まりました。 |
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